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ジェレミー・リン(NYニックス)の無敗神話さらに - 残り2秒で逆転の3ポイントシュート


現地時間14日のトロント戦では、ホームのラプターズ相手に終盤まで手こずったニックス。だが、第4クォーターの進行とともに徐々に点差を縮め、87対87の同点で迎えた最後の攻撃。残り時間約15秒、コートのセンター付近でボールを手にしたリンは、チームメイトにアイソレーション・プレイの指示を出すと、ディフェンスについた敵のガード、ホセ・カルドロンとタイムクロックを同時に睨みながら、タイミングを見計らうかのように2度、3度とドリブル。そして、残り時間3秒をきったところで放たれた3ポイントシュートは見事にリングの真ん中をくぐり抜けた・・・。

といった感じで、これでリン加入後のニックスは6戦負けなし、シーズンの戦績も14勝15敗まで持ち直して、順位もイースタンカンファレンス8位に。

今シーズンのNFLでは、デンバーで控えのクォーター・バックだったティム・ティボウ(Tim Tebow)がスタメンの起用されてから、しばらく負け知らずの状態が続き、しかもその多くが「奇跡の逆転劇」ということで、「ティボウイング」(Tebowing)というポーズ(感謝のお祈り)が大流行するほどの話題を呼んだ。

ジェレミー・リンはすでに、このティボウと同じような認知のされかたになっているらしく、ある意味で「神がかりてきな勝利」をもたらす彼の不思議な力には、"Lin-sanity"という呼び名までできている。