NBAの周辺

NBA関連のメディアで話題になっているトピックなど

ジェレミー・リン(林書豪)旋風、本物かも - ニックス、ダラス戦104対97で勝利


via "Lin Puts Knicks Back on Track"


いったん小休止した”Lin-sanity”=「ジェレミー・リン旋風」が、再び威力を発揮しはじめたようだ。

前の試合で、超格下のホーネッツにしかもホームゲームでまさかの敗戦、連勝記録(ジェレミー・リン先発以降)が7でストップしていたニックス。しかし、19日には昨シーズンの覇者ダラスとのゲームに勝利し、今シーズンの成績も16勝16負の5分に。

ニーオーリンズ戦では、ありえない9ターンオーバーを記録、「敗戦の責任は自分にある」と大いに反省していたジェレミー・リン(Jeremiy Lin:林書豪)だが、この反省の甲斐あってか、19日には28得点に自己最高の14アシストという活躍(ただし、ターンオーバーも7とまだひどく、そう簡単には減らなさそう)。

それでもこの日は、新加入のJ・R・スミス(J.R.Smith)--中国リーグ短期出稼ぎから復帰--が15得点の活躍などもあり、最終的になんとか帳尻をあわせた、あるいは辛くも逃げ切ったという感じ、か。

Complete Play-By-Play

いっぽう、怪我から復帰後の「リンとの相性」がずっと心配されているカーメロ・アンソニー(Carmelo Anthony)はこの日も出番がなく、「相性テスト」は20日のネッツ戦以降に持ち越し。

いったん連勝ストップで勢い止まってしまうと、そのままぐずぐずと崩れていってしまいはしないか・・・。そんな悲観的な予感もちょっとしていたけれど、それなりに実力のあるダラス相手に勝ったと聞いて、すこしホッとした。リンが「チームの顔」になったニックスの実力がどれほどのものか。それが判るのはもう少し先になるんだろうが、少なくともまだツキが逃げていない、そのことはわかった感じ。